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2007年6月 2日 (土)

エゾエンゴサクの葉の形

 先日は、エゾエンゴサクの花色の変異について書きましたが、エゾエンゴサクは葉の形もとても変異が大きいのです。

Dscn1908  上の写真と下の写真を比べてみてください。葉の形がまるで違います。下写真の葉はとても細くて「ホソバエンゴサク」と呼びたくなるほどです。ほかにも、小葉に切れ込みが入っているものもあります。なんだか葉っぱだけ見たら別種みたいですよね。同じ場所にいろいろな形の葉のエゾエンゴサクが混じって生えています。こんなふうに葉の形に大きな変異がある植物も少ないのではないでしょうか。

Dscn1904  カタクリやエゾエンゴサクなどの「春植物」は、広葉樹が葉を広げて林床に木陰をつくるまでの短い間に花をつけて繁殖します。そして夏には地上部は枯れてしまうのです。葉の寿命が短いのなら、光合成をする葉はなるべく面積が広いほうがよさそうなものです。ところが、円い葉だけではなく細い葉の個体もけっこうあるところを見ると、葉の面積が広い方がいいというわけではなさそうです。

 生物の形態にはふつう意味があるものです。そして、不利な形態は存続することが難しくなります。エゾエンゴサクの葉にいろいろな形があり、それらが共存しているということは、特定の形だけが有利だということではないのかもしれません。でも、なぜいろいろな形があるのか、というと???です。

 なんだかエゾエンゴサクというのは謎が多い植物です。

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