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2007年5月24日 (木)

春を告げるキタコブシの謎

Dscn1867  北国で春を告げる樹といえば、キタコブシです。まだ冬枯れのモノトーンの山肌にコブシの白い花が浮き上がるように咲くと、「ああ、今年もコブシの季節がきた」と、なんだかしみじみとした気持ちになります。画家の坂本直行さんがキタコブシの花を好んで描いたのも、この清楚な花に同じような思いを感じていたからなのでしょうか。

 そして、キタコブシに混じってエゾヤマザクラのピンクが彩りを添えると、「ああ、春だな」と、安心感のようなものを覚えるのですから、花の存在というのは不思議です。花にしてみれば、単に受粉をしてくれる虫たちを呼び寄せるために美しくなっているだけなのでしょうけれど・・・。

 今年は、例年よりキタコブシの花が見事に咲いたように思います。コブシは年によってとてもたくさん花をつける年と、あまり花をつけない年があるのです。これはコブシに限ったことではありません。アオダモやミズナラ、ヤマブドウもそうですね。何年か前にアオダモがたくさん花を咲かせたときには、山肌が点々とうす緑になったのに驚いたものです。

 そしていつも不思議に思うのは、植物たちはどうして一斉にたくさん花を咲かせることができるのかということです。広い範囲に点々と生えているのですから、「今年はみんなで一斉にたくさん花を咲かせようね!」なんて相談ができるわけではありません。でも、相談しているのではないか、と思ってしまうほど、それは見事に一斉に開花するのです。

 もうずいぶん前からこんな疑問を感じているのですが、ううん・・・やっぱり謎です。

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